「素足」と「裸足」と「生足」。
どれも夏に似合いそうな「何も履いていない足」のような気がするのですが、この3つ、何か違いがあるのでしょうか。
今回は、この3つの「足」の違いと意味を調べてみました。
素足の意味・使い方
素足は、「むき出しの足。靴下や足袋を履いていない足。」だそうです。
ここで、履いていないのは靴下や足袋など下着類のみです。
靴を履いていないわけではありません。
例:素足でブーツを履くと、ニオイそうでイヤだ。
例:あの人は、いつも素足にスニーカーを履いている。
裸足の意味・使い方
裸足は「地面の上などで、靴などの履物を履いていない状態。また、その足。」を意味するそうです。
裸足は、下着類のみならず靴など履物も履いていません。
例:裸足で歩いていたら、釘を踏んで大怪我をした。
例:砂浜を裸足で歩くのは、とても気持ちがいい。
生足の意味・使い方
生足は、「ストッキングやタイツを履いていない足を指す俗語」だそうです。
対象となるのは、主に女性です。
素足や裸足は足首から足先の状態をあらわしますが、生足は足(脚)全体の状態をあらわします。
靴下を履いていても、脚のほとんどが露出している場合には「生足」ということがあるようです。
例:冬場に生足はつらいので、校則を見直すべきだ。
例:生足になりたい気持ちはあるけれど、手入れをしていないので恥ずかしい。
素足・裸足・生足の違いは?
素足は、靴下などの下着は履いていないけれど、足の裏は地面についていません。
裸足は下着も靴も履いていない状態で、足の裏が地面についています。
素足と裸足は、足首から先、特に足の裏の状態をあらわす言葉です。
生足は、脚の大部分が露出している状態です。
露出範囲が広ければ、足先は靴下や靴を履いていても大丈夫です。
レギンスの場合は足首から先が露出しているので、靴を履いていたら素足、履いていなかったら裸足ということになります。
タイツは、足先が露出しているようなタイプでない限り、素足・裸足・生足のどれにも該当しません。
どんなに薄手で肌が透けているようなものでも、3つのいずれにも該当しません。
まとめ
- 素足は、下着を履いていない足。足の裏は地面についていない。
- 裸足は、下着も靴も履いていない足。足の裏が地面についている。
- 生足は、脚のほとんどが露出している足。足先の状態は問題とならない。
「素足に靴を履く」ことはあっても、「裸足に靴を履く」ことはないので、注意しましょう。