ハーブを植え付けるのに最適な季節がやってきますねー。
何々、「ミントとハーブの違いがわからない」?
確かに、ハーブに詳しくない人には、よくわからないものかもしれませんね。
わかりやすく説明していきましょう。
ミントとは?
ミントは、シソ科ハッカ属の植物です。
品種はたくさんあります。
ハーブの中の1つです。
スーッとするのが特徴ですね。
飴やガム、歯磨き粉のフレーバーによく使われています。
最近はミント味のお菓子が流行っていますね。
ミントの繁殖力の強さはハーブの中でもトップクラス。
かなり育てやすいですが、地植えすると根がはびこって、近くのお花なんかを枯らしてしまいます。
栽培はプランターを使うのがオススメ。
ハーブとは?
ハーブは、ざっくりいうと香草のことです。
固有名詞ではなくて、香りがあって生活に役立つ植物全般をいいます。
観賞用のお花などは含まれません。
ハーブの利用は、ヨーロッパに古くから伝わってきました。
「お腹の調子を整えるためにカモミールティーを飲む」などは、民間療法として根付いています。
また、ハーブには殺菌作用のあるものも多いです。
中世(ルネッサンス期より前の時代をいいます)に疫病が流行った時、ハーブの小さな束を身に付ける習慣がありました。
伝染病を予防するためのお守りとしていたのです。
それが後に、花言葉にメッセージを込めて伝えるようになりました。
これがハーブの花束=タッジーマッジーです。
またハーブは料理の際の臭み消し、香り付けとしてもおなじみですね。
使い方によって、煮込み料理やお肉などのソテーに合います。
ハーブの料理で一番有名なのは、ジェノベーゼパスタでしょう。
バジルで作ったソースですから。
ハーブにはたくさんの種類があります。
有名なものだけでも、ミント、バジル、ラベンダー、カモミール、他多数。
バラもハーブとしての栽培がされ、利用されます。
また、欧米ばかりではなく日本特有のハーブもあります。
シソやミツバ、アサツキ、サクラなども立派なハーブの仲間です。
ミントとハーブの違い
大まかにいえば、ミントはハーブの1つです。
ハーブと呼ぶ際、ミントをさしている場合もあります。
全く違う、というものではありません。
ハーブというのは、香りのある有用植物をひっくるめた呼び名です。
1つのカテゴリーのようなものです。その中にミントも含まれます。
「私が庭で摘んできたハーブは、料理に使うバジルとミントです。」
というのが、正しい言い方になりますね。
まとめ
- ミントとは、ハーブの仲間で、シソ科ハッカ属の植物。
- ハーブとは、香りがあって生活に役立つ植物全般のこと。カテゴリー。
- ミントはハーブの1つで、ハーブはミントを含む。ハーブであるたくさんの植物の中の1つがミント。
ミントとハーブの関係性がおわかりいただけたことでしょう。
これからは、お店でハーブティーを注文する時も自信が持てますね。