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居眠り・うたた寝・仮眠の違いって?意味と使い分けを解説

居眠り・うたた寝・仮眠

「居眠り」「うたた寝」「仮眠」

どれも短時間寝入る時に使う言葉ですが、微妙にニュアンスが違いますよね。

でも、正確に何が違うかを指摘できる人は少ないのではないでしょうか?

今回はこの3つの眠りに関する言葉について調べてみました。

居眠りとは?

居眠りとは、「座った状態で眠る」こと。

「居」が「座っている」という意味を持つことからもわかりますね。

ただ、一般的には「眠ってはいけない状況」であることが多いようです。

「居眠り運転」を考えればわかりますよね。

仕事中に眠ってしまうのも「居眠り」です。

状態としては、半覚醒状態が多いと言われています。

うたた寝とは?

うたた寝とは「横になり寝転んだ状態で眠る」こと。

うたた寝は漢字で書くと「転寝」で、まさに横になった状態で寝ることだということがよくわかります。

眠っても差し支えない状況であることが多く、熟睡状態のことが多いとも言われています。

寝っ転がってテレビを見ていて、何となく眠ってしまった場合は「うたた寝」ですね。

座った状態で眠ってしまった場合には正確には「うたた寝」ではないので、「うとうとしてしまった」という表現のほうがしっくりきます。

仮眠とは?

仮眠は「一時的に短時間眠ること」

睡眠時間が足りない時に、これを補うために時間を決めて意図的に眠る場合が多いです。

たとえば、レジャーや帰省のために夜間自動車の運転をする場合などに、あらかじめ眠ることを「仮眠」と言います。

居眠り・うたた寝・仮眠の違い

居眠りとうたた寝は、眠るつもりがないのに眠ってしまうことです。

居眠りは座ったままで、うたた寝は横になった状態で眠ります。

また、居眠りは眠ることが許されない状況であることが多く、うたた寝は眠っても良い状況であることが多いです。

仮眠は、意図的に短時間眠ることです。

睡眠不足を補うために眠ることが多いです。

眠る姿勢は、座ったままでも横になっていてもどちらでも良いです。

まとめ

要点まとめ
  • 居眠りは、座ったまま無意識のうちに眠ること。本来眠ってはいけない状況であることが多い。
  • うたた寝は「転寝」。横になった状態で無意識のまま眠ること。眠っても差し支えない状況であることが多い。
  • 仮眠は、意図的に短時間眠ること。睡眠不足を補うために眠ることが多い。

状況によってはどれも気持ちの良いものですが、居眠りだけは避けたほうが良さそうですね。

なお仮眠時は、眠る前に軽くコーヒーを飲んでおくとスッキリ目覚めることができるそうですよ。

この記事を書いた人:JZK

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