「クレヨン」と「クレパス」と「クーピー」。
どれも子供が絵を書く時によく使うものですが、これらの違いは何なのでしょうか?
小学校でよく使われるのはどれなのでしょうか?
そこで今回は、知っているようで知らないこの3つの違いについて調べてみました。
クレヨンとは?
クレヨンとは、パラフィンや蝋などを顔料と練り合わせた棒状の画材のことだそうです。
クレヨンは硬いので線描には向いているそうですが、広い範囲を塗ったり、色を混ぜ合わせたり、重ね塗りするのには向かないそうです。
幼い子は絵を書く時に力を入れがちですが、クレヨンは硬くて折れにくいですし、手に汚れもつきにくいのでおすすめです。
クレパスとは?
クレパスは、サクラクレパスが販売しているクレヨンの一種だそうです。
クレパスというのは商品名なんですね。
一般名称は「オイルパステル」で、英語表記でも「Oil Pastel」となっているとのこと。
クレパスは柔らかくて伸びが良いため、広い範囲を塗るのに適しているそうです。
色は不透明で、油絵のような重厚なタッチの絵を描くこともできます。
また、色を混ぜ合わせたり、重ね塗りしたり、指などで塗り拡げてぼかしたり、紙の上に盛り上げるように重ねたり、塗ったあとに引っ掻いて描画したり、さまざまな技法が使えるので、子供から専門家まで幅広く使われているそうです。
クーピーとは?
クーピーもまた、サクラクレパスから販売されている商品の名前です。
すべてが芯でできていて、折れにくく、消しゴムで消すことができ、鉛筆削りで削ることができ、手に色がつきにくい非常に使いやすい画材といえます。
芯のみのクレヨンと色鉛筆の中間のような存在といえますね。
クレヨン・クレパス・クーピーの違いは?
クレヨンは硬く、線画に向いています。
クレパスは比較的柔らかくさまざまな技法が使えるので、子供からプロの方まで幅広く使われています。
クーピーは、クレヨンの発色の美しさと色鉛筆の使いやすさを兼ね備えています。
小学校では、さまざまな技法が使えるクレパスがよく使われているようです。
たしかに小学生になると大人顔負けの素晴らしい絵を描くお子さんがいますからね。
納得です。
また、色鉛筆ではなくクーピーを指定する小学校もあるようです。
削る手間がなく消しゴムで消せるので、小学生には使いやすいですよね。
まとめ
- クレヨンは、硬くて線画向き。幼い子でも使いやすい。
- クレパスは、柔らかくてさまざまな使い方ができる。プロの人も使う。
- クーピーは、削る手間がなく消しゴムで消せるので、小さい子でも使いやすい。
年齢ごとに使いやすい画材があるようですので、迷ったら参考にしてみてくださいね。