クッキー・ビスケット・サブレ・クラッカーの違い カロリーに差はあるの?

「クッキー」「ビスケット」「サブレ」「クラッカー」。

どれもサクサクと美味しいお菓子ですよね。

でもこの4つ、実は全て「ビスケット」だってご存知でしたか?

しかし明確ではないものの、日本においてこの4つには微妙な違いがあるのです。

そこで今回は、この4つの違いについて調べてみました。

クッキーの定義・カロリー

クッキーとは、「ビスケットの中でも手作り風の外観を持ち、原材料の脂肪分と糖分の合計が40％以上のもの」を指すそうです。

この定義は(社)全国ビスケット協会によって決められています。

食感はしっとりサクサクで、甘みも強めです。

気になるカロリーは、100gあたり518kcal（プレーンの場合）です。

ビスケットの定義・カロリー

ビスケットは「クッキー以外のもの」。

すなわち「原材料の脂肪分と糖分の合計が40％未満のもの」だそうです。

クッキーより軽い食感で、甘さも控えめです。

カロリーは、100gあたり522kcalです。

サブレの定義・カロリー

サブレはクッキーやビスケットよりバターやショートニングの比率が高く、2倍程度たくさん使われているそうです。

一方でベーキングパウダーは使われておらず、食感はサクッとしていてバターの風味が豊かです。

カロリーは、100gあたり495kcalです。

クラッカーの定義・カロリー

クラッカーは他の3つとは異なり、小麦粉にイーストを入れて発酵させて作ります。

ほぼ無糖で、脂肪分もわずかです。

表面に穴があいており、サクサク軽い食感で、味は淡白です。

カロリーは、100gあたり492kcalです。

クッキー・ビスケット・サブレ・クラッカーの違いは?

4つはどれも「ビスケット（硬めの焼き菓子）」という点では同じです。

日本においては、ビスケットより糖分・脂肪分が高めなのがクッキー。
クッキーやビスケットの2倍くらいのバターやショートニングが使われているのがサブレ。
イーストを使って作られており味の淡白なものがクラッカーと呼ばれます。

▼100gあたりのカロリー比較
種類	カロリー
ビスケット	522kcal
クッキー	518kcal
サブレ	495kcal
クラッカー	492kcal

それぞれのカロリーをまとめてみましたが、どれもあまり変わりませんね…。

大きな差はありませんが、カロリーはビスケット＞クッキー＞サブレ＞クラッカーの順に高くなるようです。

ちなみに、アメリカではクッキーもビスケットも「クッキー」、イギリスではどちらも「ビスケット」、フランスではどちらも「ビスキュイ」と呼ばれるそうです。

そしてアメリカにおいてビスケットとは、イギリスで言う「スコーン」のことだそうです。

ややこしいですね。

まとめ

意外なことにカロリーはどれもほとんど違わないので、お好みに合わせて美味しく食べるのが一番ですね。