「マフィン」と「カップケーキ」と「マドレーヌ」。
どれも同じような生地で同じような味だと思うのですが、違いってあるのでしょうか?
そこで今回は、この3つの違いと材料について調べてみました。
マフィンの定義・材料
マフィンは、カップケーキ状のアメリカ発祥の焼き菓子だそうです。
似た名前のものとして、イギリス式のマフィン、いわゆるイングリッシュマフィンがありますが、こちらは丸くて平べったくて甘くないパンです。
マフィンはパンの仲間だそうで、生地の中にチョコチップやドライフルーツ、ほうれん草などを練り込んで焼くことが多く、飾りつけされているものはほとんどないそうです。
材料は、小麦粉2に対してバター・卵・砂糖・牛乳がそれぞれ1程度になるようにして、ベーキングパウダーを加えます。
ちなみにイングリッシュマフィンにはコーンミールというトウモロコシの粉がまぶされていて、ベーコンやソーセージ、目玉焼きなどと一緒に食べることが多いそうです。
カップケーキの定義・材料
カップケーキは、小さなカップサイズのケーキのことだそうです。
ケーキの中にクリームが入っていることもあり、華やかに飾り付けられているものが多いです。
材料はマフィンとほとんど同じようですが、マフィンは粉類を混ぜて真ん中にくぼみを作り、そこに卵等の「液体状の材料」を入れるそうです。
対するカップケーキは、バターやショートニング等を卵と砂糖と「クリーム状」にしてから、粉類を加えるそうです。
マドレーヌの定義・材料
マドレーヌは、フランス発祥の焼菓子です。
ヨーロッパでは貝殻の型で焼きますが、日本では菊型の焼型を使うこともあります。
材料はバター、小麦粉、卵、砂糖がすべて同量ずつの割合で、ベーキングパウダーを加えて焼き上げます。
マフィン・カップケーキ・マドレーヌの違いは?
海外では、食事やおやつとして日常的に食べるのがマフィンで、カップケーキはクリスマスや結婚式・お誕生日など特別な日に食べることが一般的なようです。
マドレーヌは他の2つとほとんど材料が同じですが、貝殻の焼型に入れて焼き上げることが多いです。
まとめ
- マフィンはパンの一種。飾り付けはしない。日常的に食べるもの。
- カップケーキはケーキの一種。飾り付けることが多い。特別な日に食べるもの。
- マドレーヌはフランス発祥の焼き菓子。ヨーロッパでは貝殻型の焼型に入れて焼く。
日本では区別が曖昧ですが、海外ではしっかり別物と認識されているようです。