「ピラフ」と「チャーハン」と「焼き飯」と「パエリア」。
どれもお米を使った美味しい料理ですよね。
ところで、これらの違いは何なのでしょうか?
調理方法に違いがあるのでしょうか?
カロリーはどうなのでしょうか?
そこで今回はこの4つの料理の違いについて調べてみました。
ピラフとは?カロリー
ピラフは「生の米を炒めて、野菜などの具と一緒にブイヨンで炊き上げる料理」。
中近東発祥の料理らしいですよ。
エビピラフの1食あたりのカロリーは570kcalくらい、チキンピラフだと640kcalくらいだそうです。
チャーハンとは?カロリー
チャーハンは「卵を入れてからご飯を炒める」中華料理です。
チャーハンの1食あたりのカロリーは750kcalくらいだそうです。
油を使って炒めるので、カロリーが高くなるようです。
焼き飯とは?カロリー
焼き飯は「ご飯の後に卵を入れて炒めてつくる料理」とのこと。
関西地方が発祥といわれています。
ご飯を使うという点ではチャーハンと同じですが、卵を後から入れる点が異なるんですね。
焼き飯の1食あたりのカロリーは490~670kcalくらいだそうです。
魚介類を入れると低めのカロリー、焼豚などを入れると高カロリーになりがちです。
パエリアとは?カロリー
パエリアは「生の米にサフランで色を付け、炒めた具材と一緒に魚介類の煮汁で炊き上げる料理」だそうです。
こちらはスペイン発祥の料理ですね。
パエリアの1食あたりのカロリーは490kcalくらいだそうです。
他に比べると少なめですね。
パエリアにはカロリーの低い魚介類を入れることが多いので、他に比べるとカロリーが抑えられるのでしょう。
ピラフ・チャーハン・焼き飯・パエリアの違い
生米からつくるのがピラフとパエリアです。
ピラフはブイヨン、パエリアは魚介類の煮汁で炊き上げます。
炊いたご飯からつくるのがチャーハンと焼き飯です。
チャーハンは卵を先に入れますが、焼き飯は卵を後から入れます。
材料も作り方もほとんど同じですが、プロが作ると味が全く違うそうです!
料理 | カロリー |
---|---|
パエリア | 490kacl |
焼き飯 | 490~670kcal |
エビピラフ | 570kcal |
チキンピラフ | 640kcal |
チャーハン | 750kcal |
カロリーに関しては1番低いパエリアとチャーハンでは大きな差がありますね。
低カロリーで済ますなら、パエリアや魚介類メインの焼き飯が良さそうです。
ちなみに、この4つの料理はすべてインドの「プラーカ」という米や肉を使った料理がルーツだそうです。
プラーカが中東やヨーロッパ、中国、そして日本に伝わってさまざまな料理に変化したんですね。
まとめ
- ピラフは、生米をブイヨンで炊き上げたもの。中近東発祥。
- チャーハンは、卵を入れてからご飯を炒めてつくる。中華料理。
- 焼き飯は、ご飯のあとに卵を入れてつくる。関西地方発祥。
- パエリアは生米を魚介類の煮汁で炊き上げたもの。スペイン料理。
さまざまなレシピがあるのでカロリーはあくまで目安ですが、できればカロリーを気にせず美味しく食べたいものですね。